こんにちは!堀口寿人です。
今回のテーマは「ネガティブ思考を改善する方法」です。
もし、あなたが
- 自分の中のねばならない感覚に苦しんでいる
- まわりの人が自分のことを憐れんだり蔑んでいるように感じる
- つい虚勢をはって、自分の弱さを隠してしまう
- 人に助けを求めれず自分で抱え込んでしまう
に当てはまるなら、今回のお話はあなたにとって特に重要なお話になるかもしれません。
というのも、上に書いたような人は、自己嫌悪、自己否定、劣等感、罪悪感、不安、焦りなどあらゆる辛い感情を引き起こしやすいからです。
そして、そういう感情の下には、自分を苦しめるネガティブ思考が横たわっています。ということで今回は僕の体験談もモデルにしながらお話を進めていこうと思います。
ネガティブ思考は本当に辛い!
僕は20代のころ自分のやっていたビジネスをたたんで、途方に暮れていました。
「これからどうすればいいんだろう?というか、自分は何をしたいんだろう?どう生きればいいだろう?」
そんな事ばかりを考え、引きこもりになって、ついには希望も何もないただ時間だけを過ごす毎日を送るようになりました。
無気力で、何もやる気が起きなくって、そんな自分が情けなくて仕方ありませんでした。
僕がカウンセラーとして再スタートを切ろうと決めた時、それから3年がたっていました。
さらに、その時・・・別の商売がうまくいかず400万円の借金を抱えていたんですね。
「カウンセラーとしてやっていこう!」と腹は決まったものの、返済に追われる日々。同じころ、友達は次々に結婚して、中には起業して立派に社長業をつとめる友達もいました。
ちょうどそんなときでしたね。僕がこれまでないほどのネガティブ思考に襲われたのは。
「ああ、友達たちは結婚したり、会社を興したりして、着実に自分の夢を叶えていっている・・・。でも自分はやっと今からのスタート。何て遠回りしてしまったんだろう・・。」
そう思ったとき、自分がひどくみすぼらしく思えました。「自分はもしかして、人生でとんでもない選択ミスをしてしまったのでは?」そうも感じましたね。
そして、その後もネガティブ思考はエスカレートしていったんです。
「みすぼらしい自分を人様の前にさらけ出すことなんてできない!」そう強く感じるようになって、当然人前に出ることも減り、追い打ちをかけるように強烈な孤独感がのしかかってきました。
何て事だ。あんなに友達に恵まれていて、あんなに孤独とは無縁だと思っていた自分が、こんなにも孤独に犯されるなんて・・・。そう思ったとき、こらえきれず一人事務所で泣いたこともありました。
何とかしなきゃいけないので「せめて電話でも」と思いケータイを手に取るんです。
でも不思議なことに、誰一人コールボタンを押せない。誰にも電話できない。したくない。するのが怖いんです。
みずぼらしい自分の状態がバレて、「こいつも落ちたな・・」と思われるのが怖かったんです。そうやってますます孤独感とネガティブ思考の渦に巻き込まれていきました。
まるで友達や世の中から「あいつ、かわいそう」って思われてる気がずっとしてました。「やめろ!そんな目で見るんじゃねえ!俺はまだこれからはい上がるんだ!」って勝手に格闘してましたね。
まわりの人の中には自分以上に自分の可能性を信じてくれていた人がいたかも知れないのに・・・。
これは、僕が経験した、実はあんまり言いたくない本音部分のお話です。
もし、あなたが今ネガティブ思考で悩んでいるとしたら共感してもらえると思うんですが、人に対して自分のネガティブで弱い部分て中々見せれませんよね!?
今日も、僕はこのお話しようかどうか少し迷いましたし^^;あなたからすればどうってことないお話かもしれませんが、僕からしたらとても抵抗があることなんです。それくらいネガティブな自分て見せたくないですよね。
それで、このお話まだ続きがあるんです。
何で、僕がそこまで「自分をみすぼらしい」と感じてしまったのかというお話なんですが、、、
同じように借金を作っても堂々としている人もいるじゃないですか。
実は、ここには僕の“ある思い込み”が関係しているんですね。それは、「お金を稼げない男は価値がない」みたいな思い込みなんです。この思い込みが、染みついていて、なかなか消えないんです。
だから、その時は本当に自分をダメ扱いしていましたよ。お金を稼ぐどころか、いっぱい借りてるわけですから。
僕はある時考えました。「お金を稼げない男は価値がないという思い込みはどこから来たんだろう?」
そう考えていた時に、あるときのエピソードがふっと思い浮かんだんですね。
それは、父の言葉でした。
父は、ある時、親戚の葬式があって、お香典のチェックをしていました。
その時、父と何を話したかは覚えていません。ただ、父のある一言がとても印象的だったんですね。
「お香典の額の大小がその人の気持ちの大小だ」
僕が、この父の言葉を聞いた時、すごく違和感を感じました。というのも気持ちが大きくてもたくさん払えない人もいるし、その逆の人もいるからです。
世の中を見ても、必ずしも高いプレゼントほど大きな思いやりが詰まっているとは言えませんよね!?
ま、金額は確かに気持ちの大きさを測る一つの基準かもしれないんですが、「金額=気持ちの大きさ」では、必ずしもないと思いませんか?僕はそう思うんです。
このお話からも分かるように、僕の父はお金に対してとても大きな価値を置いてきました。そして僕は、そんな父の影響を受けて育ちました。
僕は父の子供時代のエピソードも知っていますし、父がそういう風な価値観になってしまった理由も分かっているつもりです。
だから、このお話は、僕の父をこき下ろすためにしたものじゃないです。一応付け加えておきますね^^;
要するに、僕が自分の体験を話したわけは、「ネガティブ思考には色々裏にありそうだぞ!?」ということをお伝えしたかったんです。
そしてもう一つ。
あなたがネガティブ思考をしてしまうとしたら、それはあなたにも少しは責任はあるかもしれません。でも僕のエピソードからも分かるように、あなた以外の影響も結構関係しているんです。
だから、「ネガティブ思考をしてしまうのは自分が弱いからだ」と自分を責める必要は全然ありませんからね。
生まれつき筋肉質な人もいれば、細身な人もいます
生まれつき丸顔な人もいれば、面長な人もいます
生まれつき裕福な家庭に育つ人もいれば、そうでない人もいます
生まれつき理性的な人もいれば、感情的な人もいます
生まれつき過保護な親に育てられる人もいれば、虐待する親に育てられる人もいます
生まれつき日本語を話す家庭に育つ人もいれば、英語を話す家庭に育つ人もいます
そう考えると、僕たちの思考や感情は、いかに自分以外の影響を受けているかがよく分かりますよね。
あなたが好き好んで、ネガティブ思考をしているわけじゃないことは、僕はよく知っています。だからまず自分を責めないで下さい。
そして、自分に対して少し優しい気持ちで、この先また読んでくださいね。
なぜネガティブ思考が生まれるのか?
それでは、何でネガティブ思考が生まれるのかなんですが、あなたはどんなときに、どんなネガティブ思考をしますか?
たいてい何かしらパターンがあると思うんですね。
例えば、僕のさっきのお話で行くと、お金がないときに極端なネガティブ思考に陥ってしまう癖がありました。
具体的には、
- まわりの人が憐れみの目で僕を見ているんじゃないか?
- 気を使って電話してきてくれてるんじゃないか?
- 逆に連絡がない人は、僕を見限ってしまったんじゃないか?
- 自分は社会にとって必要のない人間では?
- もう、ここからはい上がる事はできないんじゃないか?
- 自分には夢や目標を実現させる力はないんじゃないか?
みたいなことが頭の中をビュンビュン飛び交うんです。
一言で言うと、「世の中で起こってるでき事全てが、自分の足を引っ張ってるんじゃないか?」っていう感じです。大分ネガティブ思考ですよね^^;
その時は本当にそんな感覚がありましたね。
でも、実際は、「まわりの人が自分をどう思ってるか?」「自分は社会にとって必要ないかどうか?」なんて分かるはずがないんです。
それなのに、「まわりの人は自分を憐れんでいる」「社会は自分を必要としていない」と思ってしまったのは・・・
世の中の誰よりも、自分が自分の事を憐れみ、蔑み、恥ずかしい存在だと思っていたからです。
別に今思えば、借金はあっても自営で何とか生活はできてましたし、住むところや、食べ物には困りませんでしたし、人との関係を大切にするだけの時間にも恵まれていました。
だから、本当は感謝しながら毎日を生きることだってできたはずなんです。
でも、そのときの僕にはそれができなかった。なぜ、そこまで「自分をダメだ」と強烈に思い込んでしまったのか?
そこには、僕には「お金を稼げない男は価値がない」という子供時代から染みついた思い込みが、強く影響していたからなんです。
余談ですが僕は、お坊さんを尊敬していて、本当に純粋なお坊さんは、一切財産を持たず、まわりからの施しだけで生きています。
そうやって、自分を高めることだけに一生を捧げる生き方は本当に崇高で、美しいと思っています。最高に価値のある生き方だとさえ思っています。
冷静に考えれば、お金に関わらず、そうやって幸せに美しく生きている人がいることを理解できるはずなのに・・・
それなのに、どこか「お金を稼げない男は価値がない」という思い込みがまだ残っていて、その思い込みのせいで極端なネガティブ思考を引き起こしてしまったわけです。
要するに、僕たちは自分が持っている「思い込み」という枠の中でしか考えられないんですね。
例えば、あなたは「今日の晩御飯には虫を食べよう!」と考えたことはありますか?
日本では虫を食べる習慣がほとんどないんで、おそらく考えたことがないんじゃないかと思います。ちなみに僕はありません。
でも、世界では虫を当たり前に食べている地域もありますよね!?その人たちは日常的に「虫を食べよう」って考えていると思いませんか?僕たちがお刺身を何の違和感もなく食べるように。
これが思い込みの差なんですね。僕たち日本人には「虫=食べ物じゃない」という思い込みがあります。だから、「今日は何食べよう?」と考えた時に、自動的に虫を排除して考るんです。
ちょっと木をイメージしてもらえますか?
柿の木には柿の実がなりますね?間違ってもイチジクがなったりはしません。
これと同じで、
「虫=食べ物じゃない」という思い込みには、オムライスとか、カレーとか、牛肉とか、キュウリとか、お刺身とか、ラーメンとかいう思考がなります。
間違っても、イナゴとか、アリとか、セミとかいう思考はなりません。それで、その思い込みに反することをすると、すごくイヤーな気持ちになるんですね。
その証拠に・・・
あなたが「虫=食べ物じゃない」という思い込みを持っているなら、虫を食べるとすごく変な気持ちになるはずです^^;
逆に、あなたが「虫=食べ物だ」という思い込みを持っていたとしたら、虫を食べても平気なはずなんですね。「あ、おいしいな^^」くらいで。
だいぶ話が膨らみましたんで、いったんまとめると・・・
僕たちは、思い込みの範囲内でしか思考できません。そして、その思い込みの範囲の外には出たくないんですね。何か変な感じがするから。
だから、もしあなたが今ネガティブ思考に陥ってしまう癖があるとしたら、自分の中の思い込みを変えてあげる必要があるんですね。詳しい方法は後でやりますからお楽しみに^^
まずは、この時点で、あなたのネガティブ思考をチェックしてみましょう!
<宿題>
あなたには、どんな状況で、どんなネガティブ思考をしてしまう癖がありますか?
また、その裏にはどんな思い込みが潜んでいますか?
私たちは思い込みに支配されている?
宿題お疲れ様です。それでは、続きですね。
思い込みは僕たちの思考の枠になっているというお話をしましたけど、思い込みがどれくらい重要かをお伝えするために一つ物語をお話しますね。
「男と三人のならず者」というお話です^^
--------
あるところに、男がいました。
その男は、知り合いからヤギをプレゼントされ、ヤギを連れて山道を家に帰る途中でした。
最初は、ヤギを歩かせて連れて帰ろうとしましたが、逃げるので、男はヤギを肩にかついで持っていくことにしました。
その姿を、木陰から3人のならず者が見ていました。
その3人はとてもお腹をすかせいていたので、3人で相談しました。
「おい。あのヤギを担いでいる男を見たか?あいつをだましてヤギを奪ってやろうぜ!」
「それはいい考えだ!見た所あいつはバカそうだからな。」
そうして、3人は何やら打ち合わせをして、さっとバラバラになりました。
しばらくして、1人目のならずものが、パッと男の前に飛び出てきて言いました。
「これは不思議なことですね。あなたはどうして死んだ犬なんか肩に担いでいるんです?」
すると、男は答えました。
「これは死んだ犬じゃありませんよ。贈り物にもらったヤギですよ!
それを聞いてならず者は返しました。
「まあまあ、気分を悪くしたんならゴメンナサイね。でも本当の事を言っただけですから。
そう言うと、ならず者はどこかへ行ってしまいました。
しばらくすると、2人目のならず者がひょっこり男の前に表れて言いました。
「あれあれ?あなたはどうして死んだ犬なんか肩に担いでいるんですか?」
すると、男は答えます。
「君は目が見えないのか?これのどこが犬なんだ?これはヤギだよ!
それを聞いたならず者が言いました。
「俺が言うことを信じないんなら、まあそれでもいいけどね。」
それだけ言い残すと、この2人目のならず者もどこかへ行ってしまいました。
気づけば、もうお昼。
太陽は高く上がって、カンカン照りの中ヤギを担いで山道を歩く男は、疲れからフラフラになっていました。
そこに、3人目のならず者が現れました。
「やあ。旅の人よ。あなたはどうして死んだ犬なんか担いでいるんです?そんなフラフラになってまで。」
それを聞いた男は思いました。
「これを聞いたのは3度目だな。あれ?もしかして僕は本当に死んだ犬を担いでるんじゃないだろうか?勘違いしているのは僕の方なんだ!」
そうして、男は自分が担いでいるのがヤギじゃなくて、死んだ犬だと思い込んでしまったのです。
男は暑い中担いでいるのがバカバカしくなって、せっかくもらったヤギを道端に放り捨てて、スタスタ帰ってしまいました。
3人のならず者はにんまり笑って、ごちそうにそのヤギを持って帰ったとさ。
--------
このお話は物語なんで、ちょっと極端かも知れないんですけど、でも結構笑えないんですよね^^;
というのも、本当に人の思い込みってこんな感じで、まわりからの影響とかでできあがっていくからです。そして、一旦思い込むと、本人はそれが事実かどうか分からなくなってしまうんですね。
ヤギを担いだ男も、最初は「自分が担いでいるのはヤギだ」という事実の思い込みでしたけど、最後には「自分が担いでいるのは死んだ犬だ」という事実じゃない思い込みを持ってしまいましたね!?
でも、男からしたら、そんな事もう分からないわけです。というか、自分の思い込みは全部正しいとすら思っているわけなんですね。
これ実はどんな思い込みにも共通してる事なんです。
僕たちは「自分の思い込みが正しい」という前提で思考します。
例えば、最初の僕のお話の例でいうと、「お金を稼げない男は価値がない」という思い込みは、僕にとって当たり前になっていたわけです。当たり前ってことは「当たり前に正しい」ってことです。
だから、その思い込みに当てはめて考えた場合、「借金を作った自分は価値がない存在」っていう風になるわけです。これが僕がネガティブ思考に陥ったカラクリです。
そして、もう一つ大事なポイントがあって、、、
「自分の思い込み」が正しいと思うということは、それ以外の意見は全て間違っているということになるんですね。
ヤギのお話を思い出してください。
「自分が担いでいるのはヤギだ」という思い込みを持っているときは、「自分が担いでいるのは死んだ犬だ」という意見は間違いになります。
逆に、「自分が担いでいるのは死んだ犬だ」という思い込みを持ったとたん、「自分が担いでいるのはヤギだ」という意見は間違いになります。
要するに・・・
僕たちの、思い込みは結構当てにならなないわけです。
だって、「自分では事実だ!」と信じていても、実際は事実じゃないことが結構あるからです。認めたくないけど本当の事です。
言うなら、僕たちは勘違いと誤解のかたまりなんですね。
だから、あなたがネガティブ思考をしてしまう癖があるとしたら、それは間違った思い込みから来ている可能性も結構あるってことです。
でも、もし自分の思い込みが事実じゃなかったとしても、自分としては「それが正しい」と信じているので、なかなかそこから抜け出せないわけなんですね。
じゃあ、そんな厄介な思い込みからどうやって抜け出すのか?そして、どうやってネガティブ思考を改善していけばいいかを次にお話します。
方法は大きく分けて次の2つあります。
- 善友を持つ(外から改善)
- 理性思考を育てる(内から改善)
これはどちらもネガティブ思考の根っこにある思い込みを改善するために効果的な方法です。じゃあ順番に見ていきましょう!
善友を持つ(外から改善)
一つ目は善友を持つことです。何となく字を見るとイメージできるかもしれませんが、善友っていうのは、あなたの人生の質を高めてくれる友達の事です。
ヤギの話を思い出してほしいんですが、僕たちの思い込みは繰り返し聞いたこととか、見たもの、読んだものによって作られるんですね。
CMを何度も聞いている内に、「本当にそうだ」と思い込んでしまうのも、同じことですね。
例えば、僕には「ドン・キホーテはどの店より安い」という思い込みがあります。でも全商品をチェックしたわけじゃないし、実際はどうか分からないわけですよ。
でも、「激安の殿堂」という言葉を何度も見たり聞いたりしているうちに、そして実際に安い商品をいくつか見ているうちに、「ドン・キホーテはどの店より安い」という思い込みができてしまったわけです。
じゃあ、もしあなたの身近にあなたを勇気づけるような言葉を何度も言ってくれたり、あなたの人生の質を高めてくれる言葉を何度も言ってくれる人がいたらどうなると思いますか?
もちろん、あなたの思い込みは確実にいい方向に書き換わっていきます。
その役目を引き受けてくれるのが善友です。
悪友と善友
まず最初に、あなたが今後付き合いを減らした方がいい悪友と、積極的に付き合っていくべき善友についてお話しておきます。
これは初期仏教の教えを参考にしているんですけど、とても役に立つので、聞いてくださいね。
付き合いを避けた方がいい悪友リスト
悪友とはあなたのことを全然大事に思ってなかったり、あなたの足を引っ張るようなタイプの人たちです。中には善友のふりをする悪友もいるので注意して下さいね。悪友は4タイプいます。
1、持ち逃げタイプ
このタイプの人はあなたに何か見返りを期待して近づいてくる人ですね。
具体的には
- もらえるものは何でももらおうとする
- あなたに価値のないものを与えて、あなたから価値のあるものをもらおうとする
- 自分を助けてもらうために、あなたに尽くそうとする
- ニコニコ寄ってくるとき、必ず何か期待がある
みたいなタイプの人です。
要するに、あなたの得は考えず、自分の得ばかり考えるタイプの人です。あなたから何か奪ったりとか、交換条件のことばかりを考えているようなタイプです。
2、薄っぺらタイプ
このタイプの人は、本当は薄っぺらいのに、口先だけで情が厚いように見せかけるタイプです。
具体的には
- 頼みごとをしても、「昨日だったらよかったのに」とか過去形でおべんちゃらを言う
- 頼みごとをしても、「明日だったら大丈夫なのに」とか未来形でおべんちゃらを言う
- 頼みごとをしても、関係ないことをベラベラ話してごまかす
- 頼みごとをしても、「自分の方が辛い」と嘘をついて断る
みたいなタイプの人です。
頼みごとをされて、それができないならストレートに「できません」と言えばいいんですけど、嘘をついたり、ごまかしたりするのがこのタイプの人です。自分が悪者になりたくないから、適当なことを言っていい人ぶるわけです。
3、おだてタイプ
このタイプはいわゆる、あなたのイエスマンです。あなたがどんなに間違ったことを話しても「あなたの言うとおりだよ」と同調してきます。
何でも反対する人も友達としては問題ですが、何でも賛成する人も危険ですよね?
このタイプの人は具体的に
- あなたが悪いことをしようとしてもそれに賛成して一緒には行動しない
- あなたが良いことをしようとしてもそれに賛成して一緒には行動しない
- あなたの機嫌をとるようなことばかりを言う
- でも、裏ではあなたの悪口を言う
みたいなタイプの人です。
熱血先生が不良から愛されるドラマとかありますよね?
不良がタバコ吸ってて、それを見た熱血先生が「バカヤロー」ってぶんなぐる。
不良も反省して、「こんな俺に本気で向き合ってくれたの先生だけだよ」とか言って、先生を信頼して心を開くようになる。
こういうシーンてありますよね!?
このときの熱血先生ってムカついたから生徒を殴っていると思いますか?少なくとも僕はそう感じません。
やっぱり、「不良生徒にもしっかり前向いて、現実に向き合って希望をもって進んでほしい」って親心があるからだと思うんですね。だからその気持ちに不良生徒も反応する。
本当に人を思いやるってそういうことだと思うんですね。
あなたが辛そうにしてたら慰めてくれる、でも道を踏み外したら正してくれる。それが本当のやさしさであり思いやりだと僕は思うんです。
だから、あなたの前だけ、いい顔をするタイプの人は、「この人本当に自分のことを思ってくれてるんだろうか?」と疑った方がいいんです。
4、根っから悪人タイプ
これまでの3つは隠れ悪人タイプでしたけど、今回のタイプの人は、あからさまにあなたの人生にマイナスになるタイプの人です。
具体的には
- 酒を飲むだけの友達
- 夜遊びするだけの友達
- ギャンブルするだけの友達
とかですね。
まあ、普段から支え合えるいい人間関係があって、それでたまに飲みに行くとかなら、それほど問題じゃないかもしれません。
でも、「酒を飲むだけ」「夜遊びだけ」「ギャンブルだけ」の友達は、あなたにとって本当にプラスになるでしょうか?あなたの人生の質を高めてくれるでしょうか?
一つ確実に言えるのは、このタイプの友達と付き合うと、お金が飛ぶようになくなるということです^^;
ということで、この4つが付き合いを避けた方がいい悪友リストです。こういう人は避けた方がいいのはもちろんですけど、あなた自身が当てはまるところがあれば、それはすぐに改善してくださいね。
僕も、改めてこうやって見返してみて、ヒヤッとした部分がありました^^;気を付けます。
絶対付き合った方がいい善友リスト
じゃあ、逆に善友とはどんな人たちでしょうか?これも4つあります。
1、頼れるお兄さんタイプ
僕たちは生きていると、いつだって悩みや問題と隣り合わせですよね?
そんなときにさっと見返りも求めずに助けに来てくれるのがこのタイプの人です。
具体的には、
- あなたが失敗したり体調を崩したりしたときに助けてくれる
- あなたの財産を自分のことのように守ってくれる
- あなたが悩んだり不安なときにはずっと近くで見守ってくれる
- あなたの頼み事以上にあなたを助けようとしてくれる
ようなタイプの人です。
「こんな素敵な人いるのか?」って思うかもしれませんが、いますよ^^しかも、結構身近にいたりするものです。
あ、ちなみにお兄さんんタイプっていうのは、性別関係ないですからね。上のリストに当てはまるような人は「お兄さんタイプ」って意味です。
2、共感してくれる双子タイプ
このタイプは、あなたのことを自分のことのようにとらえ、苦楽をともにしてくれるタイプです。
具体的には
- あなたを信頼して何でも打ち明けてくれる
- 逆に、あなたが打ち明けたことを厳重に守る
- あなたが辛い状況になったら、あなたにピッタリくっついていてくれる
- あなたのためなら命を捨てれるほど、あなたを自分のことのように思ってくれる
ようなタイプの人です。
3、導いてくれる先輩タイプ
このタイプは強引にでもあなたをいい方向に導いてくれたり、悪いことをやめさせたりする人たちです。
具体的には
- あなたのマイナスになることは強引にやめさせる
- あなたのプラスになることは強引にやらせる
- あなたにとって必要な知識をとことん教えてくれる
みたいな人たちです。
4、心配してくれるお姉さんタイプ
このタイプは、あなたのことをいつも気遣って心配してくれます。
具体的には
- あなたに不幸があった時、自分も気持ち悪くなって喜ばない
- あなたに幸せがあった時、自分のことのように喜ぶ
- あなたの悪口を言っている人がいたら、それをやめさせる
- あなたを褒める人がいれば、それを応援する
というタイプの人です。
はい、この4つが善友のタイプでした。
色々書きましたけど、一言で言うと「あなたのことを自分と同じくらい大切に考えて行動してくれる友達」って感じですかね。
あなたの身近に思い当たる人はいませんでしたか?
どれか一つのタイプでも当てはまれば、その人はあなたにとっての善友になりえます。実際、冷静に考えてみると結構身近にいるものなんですけどね。
それはもしかして親・兄弟かもしれないし、昔からの友達かもしれないし、近所の人かもしれないし、最近知り合った人かもしれません。
ということで、悪友と善友の違いが分かったところで、宿題をやってみましょう^^
<宿題>
あなたにとって善友に当たる人は誰ですか?思いつくまま書き出してみて下さい。
助けを求める
あなたが付き合うべき善友はイメージできましたか?意外と近くにも何人かいたんじゃないかと思います。
それで、次にやる事は、その人たちに助けを求めて欲しいんですね。
具体的には、「自分は強がっているけど、本当は自信がなくて辛いんだ」みたいな感じで、本音を打ち明けるのもいいですし、あなたが今困っていることを相談して欲しいんですね。
もし、あなたが人に助けを求めれないタイプなら「それができたら苦労しないよ・・・」と思うかもしれません。
でも、それをしなければ、今までのパターンのままです。
もしかして「感情を見せるのは弱い人間だ」とか「弱音を吐くやつは人生負け組だ」みたいな思い込みを、あなたは持っているのかもしれません。
でも、途中でお話したように、その思い込み自体が間違っている可能性もあるのです。
「助けを求めたら足元を見られるんじゃないか」「助けを求めたら見限られるんじゃないか」ともし思ったとしても大丈夫です。
善友は助けを求めたあなたを邪険に扱うことはしません。ですから、この機会に、これまでできなかった一歩を踏み出してみましょう。
<宿題>
あなたは今どんなネガティブ思考で悩んでいますか?善友に連絡して、そのことについて話してみて下さい。
善友との関係を保つ
もし、あなたが善友に助けを求めたなら、改めて「善友は宝だな~」って思ったと思います。
でも、辛くなったときだけ電話する関係だと、うまく行かなくなるかもしれません。
僕自身も、善友だと思って、弱音を吐きすぎた結果、関係を壊してしまったことが何度かありました。だから、普段から善友とはいい関係を保つことも必要になってきます。
そう言っても善友と関係を保つのは難しくなくて、たった一つの視点だけをいつも意識していればいいです。
それは、「この人に何をしてあげられるだろうか?」という視点です。
善友も人間ですから悩みもあれば、人生に問題も起こります。
あなたがもし「この人に何をしてあげれるだろうか?」という視点を持っていれば、善友をサッと助けてあげれますよね?本当にちょっとしたことでいいんです。
で、僕たちはネガティブ思考に陥っているときって、自分の事しか考えてないんです。
逆にちょっとやってみて欲しいですが、「この人に何をしてあげれるだろうか?」と考えながら、ネガティブ思考することってできますか?
例えば、友達へのプレゼントを探しながら、「自分はダメだ~」て同時に思うことってできないんですね。
だから、2つの意味で「この人に何をしてあげれるだろうか?」という視点は、あなたを救ってくれるんです。
というわけで、宿題をやってみましょう。
<宿題>
あなたの善友は今どんな事で困っているでしょう?
どの善友がどんなことで困っているか書き出してみて下さい。また、実際にあなたできそうなことから順番に助けてあげて下さい。
善友の名前 |
困っていること |
理性思考を育てる(内から改善)
善友を見つけて、いい関係をつくるだけでも、あなたのネガティブ思考はかなり改善されるはずです。人からの声は、それくらいあなたの思い込みを書きかえてくれる力があります。
でも、善友とはいつも一緒にいるわけじゃないし、自分一人でできるトレーニングも合わせるともっと効果的ですよね。
というわけで、ここでは理性思考を育てて、自力でネガティブ思考を排除できるようになることを目指します。
事実を調べて判断する癖をつける
僕たちは、意外と簡単に思い込んでしまうことは、これまでお話してきましたよね。
「君が担いでいるのは死んだ犬だ」と3回言われて、ヤギを死んだ犬だと思い込んでしまったお話をしましたが、本当にそれくらいの感じで僕たちは思い込んでしまうんです。
僕が「ドン・キホーテはどの店よりも安い」って思い込んでいるのは、実際に全部の商品をチェックしわけじゃありません。せいぜいいくつかの商品を比べたくらいです。
僕が「地球は丸い」って思い込んでいるのは、実際に見て確認したわけじゃありません。写真を何枚か見てそう思い込んでいるだけです。その写真は加工されているかも知れないのに。
あなたはどうですか?
あなたが持っている思い込みは、本当に客観的に正しいでしょうか?
学会で発表したとして、そこにいる科学者がみんな納得する内容でしょうか?
繰り返しますが、自分は自分の思い込みを正しいと思っているものです。しかも、その思い込みは、ちょっとした情報だけでできたものかも知れないんです。
たった3回言われただけでヤギを死んだ犬だと思い込むように。
何枚かの地球の写真を見ただけで「地球は丸い」と思い込むように。
いくつか他店より安い商品を買っただけで「ドン・キホーテはどこよりも安い」と思い込むように。
そんな感じで、僕たちの思い込みはたいていの場合、十分な事実をそろえる前にでき上がってしまうんですね。
だから、結構高い確率で間違っているんです。だって、しっかり事実を調べてないわけですから。
「お金を稼げない男は価値がない」とか「学がない人間は負け組だ」とかそう思い込む場合も同じですね。
たいてい親や親戚から何度か言われてきて、こういう思い込みができるわけですけど、世界中の人から言われたわけじゃないんです。だから実際にそんな根拠はどこにもないんですね。
むしろ、社会をよく観察してみると、お金を稼いでなくても慈善事業とかで崇高に生きている人もいます。中卒でも起業して人から愛されながら幸せに生きている人もいます。
そうやって、事実を調べて自分の中に入れてあげればあげるほど、自分の思い込みがゆがんでいることに気付いていくんです。
泥水がコップいっぱい入っているところをイメージしてもらえますか?
そこに、キレイな水を一滴入れたら、どうなるでしょうか?
中の泥水が少しだけあふれて、全体としてはほんの少しだけ綺麗になりますよね?見た目にはほとんど分からないかもしれませんけど。
じゃあ、キレイな水を10滴、100滴ってどんどん入れていったらどうでしょうか?
たぶんコップの中の水は目に見えて綺麗になっていくはずです。
思い込みの書き換えもこれに似ています。
思い込みは、これまで人から言われたことや自分で思ったことがコップいっぱいにたまったものです。その中身を全く新しいものにするのは時間がかかります。どうしても。
でも、少しずつ新しく気づいた事実を自分に取り入れていけば必ずその方向に思い込みが変わっていくんですね。
例えば、「自分は社会から愛される存在だ」という思い込みをつくりたいなら、これまで自分が社会から愛されきた事実を書き出してみればいいんです。そうすると・・・
- 交通事故にあった時親戚のおじさんが我先にかけつけてくれた
- 失恋したときに、友達が夜通し話を聞いてくれた
- 自分に内緒でサプライズの誕生パーティで祝ってもらったことがある
- ○○さんはいつも我が子のように自分を可愛がってくれる
- 引越しして何年もたつのに、友達の○○は定期的に電話をくれる
こんな感じで、いくつもの「自分が社会から愛されてきた事実」が浮かび上がってくるはずなんです。
そういうわけで、まず最初の宿題をやってみましょう。
<宿題>
あなたがよくしてしまうネガティブ思考はどんなものでしょうか?
そこにはどんな思い込みが潜んでいますか?
その思い込みは本当に正しいでしょうか?
・
客観的な事実を書き出してください。そしてもしよければ下のコメント(↓)に書き込んでください。僕が意地悪な突っ込みをしますんで、突っ込まれないようにしてくださいね^^
自分の思い込みは間違いかもしれないと意識しておく
次は、さっきのデータをとることにも関係していますが、「自分の思い込みは間違いかもしれないと意識しておくこと」です。
これまで色んなパターンで、思い込みが必ずしも正しくないことをお話してきました。
それでも、あなたは「自分の思い込みは事実で絶対に正しい」と言い切れるでしょうか?
自分のまわりの人を想像してください。
間違った思い込みをもって悩んだり失敗している人はいませんか?
きっとそういう人が何人も見つかると思います。
でも、あなたは「自分だけは違う!自分の思い込みだけは事実だ!」と思いますか?
自分の思い込みが正しいかどうか(事実かどうか)なんて、自分は分かっていないかも知れないんです。
例え、データを調べて新しい思い込みを作ったとしても、やっぱりその思い込みが間違っていることだってあります。
だって事実を100%全部集めることなんてできないでしょ!?
例えば、「お金を稼げない男は価値がない」ってことをひっくり返す事実ってどうやって集めればいいの?って話です。まわりの人を調べて大体のところで結論付けるしかないんですね。
僕たちの思い込みってそれくらいあいまいなものなんです。
なので・・・
「ああ、自分の思い込みって適当で、結構間違ってるかもしれんな~」って理解しておくと、これからも柔軟に思い込みを変えていけます。
そして、その結果、あなたはネガティブ思考を手放して、どんどんポジティブな考え方ができるようになっていくはずです。
<宿題>
今あなたが「正しい」と思い込んでいる思い込みも、間違っている可能性があることを認められますか?
もし認められないようでしたら下のコメント(↓)から僕に質問してください。
もし認められるようでしたら、そのことをいつも意識するようにしてください。
まとめ
はい、じゃあネガティブ思考改善のお話をまとめますね。
まず、今回はネガティブ思考っていってもいろいろあるので、前提として
- 自分の中のねばならない感覚に苦しんでいる人
- まわりの人が自分のことを憐れんだり蔑んでいるように感じる人
- つい虚勢をはって、自分の弱さを隠してしまう人
- 人に助けを求めれず自分で抱え込んでしまう人
のような人のためにお話を展開してきました。
共通していえるのは、ネガティブ思考は、自分が持っているネガティブな感情がまわりに反映されたものということです。
どういうことかというと、
- 自分で自分をダメだと思っていたら、まわりからダメだと思われているように感じる
- 自分で自分をみすぼらしいと思っていたら、まわりからみすぼらしく思われているように感じる
- 自分で自分をバカだと思っていたら、まわりからバカにされているように感じる
ってことです。
だから、まずネガティブ思考のポイントは、自分で自分のことを否定しているという点です。
じゃあ、何でそこまで自分を否定しなきゃいけないのか?
そこには、自分がずっと信じてきた思い込みが関係しています。
例えば、「お金を稼げない男は価値がない」という思い込みがある人は、自分が借金を作った時ひどく自分を否定してしまいます。
「人の和を乱すやつはクズだ」という思い込みがある人は、自分が人の和を乱してしまったとき、自分をひどくクズ扱いしてしまうわけです。
でも、そういう思い込みは、僕たちは好きで身に着けたわけじゃなくて、育った環境に影響を受けていたわけです。
もの心ついたときから持っていた思い込みだから、自分にとっては疑いようがなく当たり前の思い込み。でも、それはまわりからの影響で後付けで身についたものだってことですね。自分は意識していないかもしれないけど。
だから、その思い込みは絶対じゃないし、間違っている可能性も結構あるわけです。でも自分にとっては「自分の意見は絶対的で正しい」と思い込んでしまうところにワナがあります。
このようにネガティブ思考は自分が今持っている思い込みの枠から生まれるので、ネガティブ思考を改善するには思い込みを書き換える必要があるんですね。
その方法は大きく分けて2つあります。
まず一つは善友を持つことです。(外から変える)
善友とはあなたの人生の質を高めてくれる友達の事です。
善友はあなたに必要な情報を与えてくれて、あなたの気づきを促してくれて、結果的にあなたの思い込みを変えてくれます。
だから、あなたは積極的に善友とつながっていくべきです。
それと、善友は宝ですから、善友との関係を保つこともとっても大事です。関係を保つには一つのことだけ意識すればOKです。
覚えていますか?
それは、「この善友に何をしてあげれるのか?」という視点を持つことでしたね。
そうすることで持ちつ持たれつのバランスのいい関係が続きます。
そして、もう一つの方法が、理性思考を育てることです。(内から変える)
僕たちの思い込みは、主観的で根拠があんまりないことがほとんどです。
例えば、東京で「エスカレーターは左側に乗らなきゃいけない」というのも思い込みの一つなんですね。
それで、東京にいた人が地方でエスカレーターに乗ると、やっぱり左側に乗るんですね。地方ではそういうルールないのに。もうその人の思い込みになってるわけです。
「何で?」って聞かれても、返答に困るんです。「ただそう決めてるから」としか言えない。それが思い込みの特徴です。
そんな根拠がない思い込みですから、あいまいだったり間違っていることも結構あります。
だから、自分にふさわしくない思い込みを積極的に書き換えていく必要があります。
具体的には、その思い込みにかかわる事実をきちんと集めていく癖をつけることですね。
例えば、「自分は社会の誰からも愛されない」という思い込みを書き換えて「自分は社会から愛される存在だ」という思い込みを作りたいなら、自分が社会から愛されてきた事実を書き出してみます。
そうすると、たくさんの事実が紙の上に並ぶはずなんです。その事実をいつも見たり、心の中で唱えることで、少しずつ思い込みが変わっていきます。
まるで、泥水が入ったコップにきれいな水を1滴ずつ入れていけば、いずれはコップの中はキレイな水で満たされるように。
そして、もう一つは、「自分の思い込みは間違っている可能性がある」と常に意識しておくことです。
僕たちは、いつだって自分の思い込みが正しいと思っています。
でも実は、自分の思い込みは本当に正しいかもしれないし、間違っているかもしれないのです。そして僕たちにはどっちなのかが分かりません。(だって自分の思い込みは何でも正しいと信じてしまうから)
でも、もし「自分の思い込みはもしかして間違っているかも?」という意識を持っていれば、自分の思い込みの間違いにパッと気づけて、書き換える準備に入れるわけですね。
逆に、「自分の思い込みは正しい!」と信じ切っていたとしたら、本当は間違っている思い込みと心中することになります。
例えば「自分は社会のお荷物だ」と信じて疑わない人がそうですね。本当はそんなことないかも知れないのに。
思い込みに絶対はありません。そして、たとえ正しい思い込みであっても永遠ではありません。だからいつだって柔軟に変えれるように準備しておくことが必要なんです。
そうすることで、あなたはいつだって柔軟にネガティブ思考を手放せるようになります。
辛ければ善友に頼ればいいんです。それでちょっと調子が出てきたら理性思考を育てる実践をしてもいいですよね?
そうやって、自分がネガティブ思考に陥った時に、そこから抜け出す「勝ちパターン」を作ってほしいと思います。
ということで、ネガティブ思考を改善するお話でした。
僕のお話は、「読む人一人一人が自分の状況に合わせて理解してほしい」という思いから、あえて抽象的な表現をしているところがあります。
ですから、もし「自分の場合はどうなるんだ?」と疑問が浮かぶようでしたら、下のコメント(↓)に書き込んでください。あなたの状況に合わせてお返事しますので。
それと、今回の方法を実践してもらって、「思い込みが変わった!」とか「ネガティブ思考が改善された!」という体験が生まれたら、その声もぜひ聞かせて下さい^^
僕や他の読者さんともシェアしましょう!
それでは、あなたが今後ますますお幸せでありますように!