こんにちは!堀口です。
あなたは日常的に「ストレスでしんどい!」と感じることはありませんか?
よくあるのが、
- やらなきゃいけない事が多すぎてストレスがたまる
- 子供が言うこと聞かなくて、そんな日が毎日でストレスがたまる
- 会社の上司の対応が気にさわってストレスがたまる
- 両親の話し方がいちいち気にさわってストレスがたまる
というような状況ですね。
もし、当てはまるものがあるなら、今回のお話はあなたにぴったりです^^
僕もストレスで下痢が続いたり、眠れなかったりという経験が何度もありますので、ストレスの辛さはよーく共感できます^^;
僕たちは、例えば、自分の子供とか、自分の親とか、職場の上司とか、まわりの環境とかが原因でストレスがたまると思いがちです。
でも、残念!
実は違うのです。
というのも、ちょっとイメージしてほしいのですが、似たような状況でもストレスをためる人と、そんなにためない人がいると思いませんか?
例えば、会社にみんなから嫌われている嫌われ上司がいたとしますね。だからと言って、本当に全社員がその上司を嫌っているかというと、そうじゃないはずなんです。
必ず一部「その上司が好きだ」っていう社員がいるんですね。面白い事に。
じゃあ、あなたの状況を考えてみましょう。あなたは今どんな状況で一番ストレスを感じますか?そして、あなたと似たような状況に置かれている人は本当にもれなくあなたと同じくらいストレスを感じているのでしょうか?
例えば、ある人は「人が音を立てて食べているのを見るだけでストレスだ!」と言いいます。でも、「えっ音たてて食べることの何がストレスなの?」って言う人もいますよね!?
この違いは何にあると思いますか?
実は、「目の前の出来事に対してどう思うか」が違うんです。
さっきの例で行くと、「人が音を立てて食べている」というのは事実ですね!?
それに対して、
「うわっ汚ね!こいつの人格疑うわ!!」と思う人もいれば、
「あーおいしそうに食べてるね^^」と思う人もいます。
まわりの環境が同じでも、それに対してどう感じるかでストレスの度合いが全然違ってくるのが分かりますよね!?
言ってしまえば、悪い思考をしなければストレスはたまらないのです。
じゃあ、思考がストレスとどう関係しているのでしょう?というか「ストレスってそもそも何やねん!」ってお話ですよね^^;
ストレスとは?
臨床心理学ではストレスは「まわりの状況に対して生まれる内部に生まれる緊張」みたいな意味で定義していますけど、もっと簡単に僕は言いたいと思います。
ストレスは怒りとか欲とか言った「マイナス感情」です。
こういうマイナス感情が心に生まれた分だけ、僕たちは「あーしんどい・・・」とか「何か疲れた」と感じるわけです。
じゃあ、「マイナス感情って何やねん!」って言われそうなんで、もう少し突っ込んでお話しますね。
感情は次2つに分けられます。
- 本能的な感情 → マイナス感情
- 理性的(道徳的)な感情 → プラス感情
他にも、分け方があるかもしれませんが、この分け方がシンプルで的を得ているので、僕はこの分類を使うようにしています。
まあ、簡単に言うと、本能的な感情の声っていうのは「自分さえ安全に楽に生きれ行ければいいじゃないか」って感じです。
それに対して、理性的(道徳的)な感情の声っていうのは「いやいや自分の事だけ考えてたんじゃ、うまく生きていけないだろ!?まわりとの関係性も大事にしないと。」って感じです。
この2つの感情が僕たちの脳の中で、せめぎ合っている感じですね。
しかも面白いのは、この2つの感情は、まるで信号の赤と青のように、プラス感情が生まれればマイナス感情が消え、マイナス感情が生まれればプラス感情が消えるといった関係があるんですね。
まあ、これも何となくイメージできますよね。怒りながら「幸せ」って言ってる人はいないですから^^;
そして、今回の本題のストレス=マイナス感情ってわけです。
マイナス感情は、この3つに分類できます。
- 欲
- 怒り
- 無知
欲っていうのは生存欲のことで、素敵なパートナーが欲しい、楽したい、お金が欲しいとかいうのは全部この欲の感情ですね。
怒りっていうのは、欲を邪魔されたときに感じる感情です。だから、恐怖、イライラ、絶望、嫉妬、後悔なんてのは全部、怒りの感情に分類されます。
無知っていうのは、焦りとか、緊張とか、眠気とかですね。要するに目の前の事実をよく把握してなくて、よく間違いを犯す心理状態です。
何となく分かってもらえると思うんですが、この3つって全部本能的な感情ですよね?
要するに、僕たちが「自分さえよければいい」っていう本能的な感情が顔を出した時にストレスってすごいたまるんです。
例えば、子供に対してストレスを感じる場合でも、上司に対してストレスを感じる場合でも、そのときは必ず
- 自分の思い通りにふるまってほしい という欲の感情とか
- 何でこの人は自分の思い通りに動いてくれないんだ という怒りの感情とか
が、隠れてるわけですね。
思考がストレスをつくる仕組み
それで、思考っていうのは感情とすごい仲良しなんです。いつも一緒にいるんです。
例えば、身体で考えると分かりやすいです。
身体にチクンと注射を刺すと痛みが生まれますね?
このとき注射が刺激で、痛みが反応です。こんな感じで刺激と反応ってセットですよね。
思考と感情も同じで、思考って刺激に対して感情って反応が生まれるわけです。だから思考と感情は絶対にセットなんです。
成功に多くの思考は必要ない
母親や会社員といった役割をこなすにしても、子供を説得するにしても、上司とうまくやるにしても、実はそこに必要なことはあんまり多くありません。
例えば、あなたが会社で上司に対していつもストレスを感じて仕事しているとしますね。仮にですよ。
このとき、あなたのストレスが解消されるには、あなたが変わるか、上司が変わるかどっちかしかありませんね?
あなたが変わる方法をとるなら、「上司のいい所探してみる」とか「上司の言うことは放っておく」というやり方があるかもしれません。
上司に変わってもらう方法をとるなら、「仕事後に一度時間をとってもらって話し合う」というやり方があるかもしれませんね。
後は、それを実行するだけです。
文章に書くとシンプルに思えるかもしれませんが、本当にやることはシンプルなんです^^;
必要な思考っていったら
- どうやったら上司に対してストレスを感じない自分になれるか?
- どうしたら上司が行動を変えてくれるか?
しか、ありませんからね。
でも、このときに・・・
- あーこの上司がいるから自分はしんどい
- そもそも、この上司言い方がねちっこくていやらしんだよね!
- たぶん、奥さんともうまく行ってないでしょ!?
- いつになったら、この上司異動になるかな?
- あーでもまだ当分先そうだし、しばらくこいつとの時間を我慢しなきゃいけないんだ・・・
- ストレスたまりすぎて過労で倒れたらどうしよ?
- そうなっても、この上司「自分のせいだ」とは思わないんだろうな
- 全部、お前のせいなのに!
- あー本当マジでこの上司イラつく!蹴飛ばしたい!
とか、次々思考すると、この思考の反応として、次々にマイナス感情が生まれるわけです。
手が痛くなったんで、この辺で書くのをやめましたが、実際に頭の中で生まれる思考ってこんなもんじゃないですからね^^;
余談ですけど、僕は前にマイクロバスみたいなでっかい車に乗ってたんですね。
その車にした理由も、自分でキャンピングカーを作りたかったから。で、せっせと自作して後ろで寝泊まりできるように改造したわけですよ。
でも、実際にキャンプなんてそう毎日行くもんじゃないし、たいていは仕事とか日常の移動でその車に乗ることの方がずっと多かったわけです。
しかも、ほとんどの場合一人で。そんな、僕の姿を見て、ある人が「まるで空気を運んでるようなもんだな」って言ってました。
確かに、日常の移動だけでしたら、小さな軽自動車で十分なんです。
何でこの話をしたかというと、「日常の移動」に必要な燃料って、そんなにたくさん必要ないってことが言いたかったんです。
じゃあここで、
「日常の移動」を「仕事」に
「燃料」を「思考」に置き換えてみて下さい。
人間関係をうまくやったりとか、仕事をうまくやったりとかいうために必要な思考って実はあんまり多くありません。
それなのに、何でストレスがたまるかというと、それだけ無駄な思考をして心に負担をかけているからなんです。
そして、無駄な思考をするほど、その反応としてマイナス感情が生まれて、どんどん心が汚染されていきます。
だから、とにかく自分の思考を管理することがストレス解消への根本的な解決策なのです。
こんな状態を目指そう!
さっき、無駄な思考をするほど、マイナス感情が生まれると言ってたけど、思考と感情はセットならプラス感情は生まれないのか?
と思ったとしたら、あなたはとても賢い方です。
その通りで、優しさ、思いやり、献身とかいうプラス感情を生んでくれる、プラスの思考もあります。
ただ、そういうプラスの思考っていうのは道徳的な思考のことで、僕たちが意識しないとなかなかできないんですね。
例えば、最後にやりますが、「人の幸せを願う思考」っていうのはプラスの思考の一つです。
欲とか打算とかなしに、ただ純粋に「この人が幸せでありますように」って思うわけですね。これって文字に書くと簡単そうですけど、普段なかなか意識しないとできないんですね^^;
というのも、僕たちは本能的に、「自分さえよければいい」っていう思いがどうしてもあるからなんです。これは脳科学的に見ても明らかなんですね。プラスの思考を生む道徳的な脳より、マイナスの思考を生む自分さえよければいい脳の方が信号がはるかに強いんです。
そういうわけで、放っておくと、僕たちの頭の中に浮かぶのは、自分のことばっかりになります。
表面的にどれだけ、人のことを思いやる表情をしても、中身が自分さえよければいいっていうマイナスの感情だとやっぱりストレスがたまります。
だから、ストレス解消っていうのは、ストレスの正体であるマイナス感情を減らすだけじゃなくって、プラスの感情をどんどん育てることを意識する必要があるわけです。
プラス感情が生まれると、それは体感的にすぐに分かります。
例えば、楽で穏やかな気持ちになったり、余裕が出て自分にも人にも優しくなったりします。断捨離後の部屋のように、最低限必要な思考だけがあるスッキリした心の状態になります。
じゃあ、どうしたらこういう状態を目指せるのか?その方法を今からお話しますね。具体的には次の3つあります。
- 執着を手放す
- 目の前のことに集中する
- 思いやりの心を育てる
それでは、順番にお話しますね。あ、それと実際にやってみて下さいね☆
執着を手放す
まず最初は、執着を手放すことです。執着とはズバリ欲です。最初の方でお話しましたが、欲はストレスの正体である、3つのマイナス感情の一つです。
欲はそのものがストレスである上に、必ず怒りも引き起こします。だから欲こそがストレスの元凶なんですね。
じゃあ、具体的に「執着を手放す」とは何をすればいいのでしょう?
簡単に言うと、「いい意味で諦めること」です。
「いい意味で」というのが分かりづらいと思いますので、実際にやってみましょうね。
まず、あなたが今どんなことにストレスを感じているかを自己チェックします。紙に書き出してみましょう。今すぐ紙とペンを用意して下さい。10個は書いて下さいね。
・・・・
書けましたか?
じゃあ、次にその裏にどんな執着が隠れているかを、探ってみて下さい。
例えば、「子供が言うことを聞かないでストレスがたまっている」としたら、「子供を自分の思い通りにコントロールしたい」という執着があるかも知れません。
「嫌味な上司の対応にストレスがたまっている」としたら、「自分はもっと上司から褒められたい」という執着があるかも知れません。
こんな感じで、ストレスの裏には必ず何らかの執着(欲)が隠れているものです。欲が叶わないからストレスがたまるのです。それも合わせてチェックしてみましょう。
さて、どうでしょうか?
じゃあ、さらにもう一つ踏み込んで、考えて欲しいのですが・・・
今書いてもらった執着は、あなたの人生を豊かにするために本当に必要なものでしょうか?
どうすか?もし必要のないことに執着していたとしたら、それは手放せるはずですよね?
ちなみに、今こんな感じになっていればOKです。
<参考例>
ストレスを感じてることは? | どんな執着が隠れてる? | それは必要? |
---|---|---|
(例)子供が言うことを聞かないでストレスがたまっている | (例)子供を自分の思い通りにコントロールしたい | (例)必要ないかも・・・ |
手放すとは、「自分にとって必要ない」と深く理解することです。必要ない執着を手放して身軽になってリラックスした状態を目指しましょう。
執着を手放せば、同時にそれに絡んでいる怒りも消えるので、ダブルで楽になります^^
目の前のことに集中する
2つ目は「目の前のことに集中する」です。
あなたは一つ一つの行動をどれだけ集中してできていますか?
例えば、
仕事中はまわりの話声に気をとられず、仕事に集中していますか?
料理をするとき本当に料理のことだけを考えていますか?
友達と話すとき、友達の話の内容だけに集中していますか?
歩いているとき、歩くことだけに集中していますか?
寝る前は寝ることだけに集中しているでしょうか?
あんまり、細かく聞くと、「そんなのできるわけない!」と罵声が飛んできそうですね^^;確かに僕も意識しているけどなかなかできません。
僕たちは、つい「ながら」をやってしまうんですね。テレビ見ながら、ご飯食べながら、家族と話しながら、スマホいじりながら・・・なんて感じです。
「それが、ストレスとどう関係あるんだ?」と言われそうですが、すごく関係しています。
というのも、目の前のことに集中していないとき僕たちの頭の中では「あること」が起こってしまうからです。
あることとは、無知のマイナス感情が生まれてしまうことです。無知に関しては最初の方でやりましたね。
おさらいですが、マイナス感情は
- 欲
- 怒り
- 無知
の3つあります。
ちょっと専門的になりますが、実はこの3つの感情は、原始脳(本能的な部分)で生まれます。逆に言うと、原始脳が活性化するとマイナス感情が生まれるわけです。だから、この3つのマイナス感情はとても仲良しでいつもセットなんです。
ということは、目の前の事に集中していないと、原始脳が活性化して、欲とか怒りの感情も生まれやすくなるわけです。それがストレスになります。
あなたが前に、すごく集中したときのことを思い出してください。何か一つの事に集中していると、感情が安定していませんでしたか?
静かなワクワクがこみあげてきて、まわりの事が気にならずに、ただそれだけをたんたんとできている感じ。
もし、あなたが忙しいタイプの人で、日常やるべき仕事がたくさんあるなら、一つ一つの事に集中するようにしてみて下さい。そのときに、今やっていることと別のことが頭に浮かんだら、一旦ストップして、頭を整理します。
逆に、もしあなたが「何もやることがなくてストレスがたまる」ってタイプの人なら、まず計画を立ててみて下さい。
計画の立て方は色々ありますが、学校の時間割のイメージがとっても分かりやすいです。僕もこの方法使ってますし、メッチャいいです^^
例えば、1コマは2時間(120分)に設定して1日6コマを設定します。言ってみれば、学校の時間割のイメージですね。2時間の授業が6限目まであるみたいな感じです。
もちろん、1コマ1時間半(90分)にしてもいいですし、1日のコマ数も自由に設定すればいいです。
このときコマとコマの間は30分とか空けて下さいね。というのも必ず誤差が出るからなんですね。そのときのためにちょっと「遊び」を作っておくわけです。
そうやって、だいたい1日の時間割の枠ができたら、そこに自分にとって必要なことをポコポコはめていきます。
もちろん、「自分にとって必要」というのは、目標があった方がズバッと決まるものなんですが、目標の決め方などの話は長くなるんで、またの機会にしますね。
そうやって時間割ができあがったら、まず1日、その時間割通りに過ごしてみて下さい。
あんまり、コマをかっ詰め過ぎると、身動き取れなくなって逆にストレスになるんで、「絶対にこなせる範囲で」時間割をつくるのがポイントです。そして、その方が達成感もありますし。
「今何をする時間か?」がよく分かった状況で1日を過ごすことになるので、かなり「今」に集中しやすくなります。「今」に集中した分だけストレスが減ります。
思いやりの心を育てる
さて、最後は「思いやりの心を育てる」です。
ストレスの正体が、欲や怒り、無知といったマイナス感情であるなら、逆に「プラスの感情を育ててしまおう!」というのが最後のテーマです。
そのために注目すべきプラス感情が「思いやり(優しさ)」です。
「思いやり」というと、何となくぼんやりしていますが、実は「思いやり」の感情は、「怒り」の感情の裏側の感情です。
言うなら、「相手の存在を否定したい!」っていうのが怒りの感情ですよね?
ちょっとイメージしてみて下さい。あなたがイライラしているときは、例え一瞬かもしれませんが、認めたくないかもしれませんが、そう思っていませんか?
例え、相手がどんなにあなたが愛する人であっても、「自分の言うことを聞かないコイツはダメだ」って一瞬思ってしまうのです。
じゃあ、思いやりがその逆の感情だとしたら・・・?
具体的に、思いやりの感情を育てるためには、心の中でこういう風に言ってみるのです。
「○○(目の前にいる人)が幸せでありますように」
もちろん、目の前にいない人に対して、この実践をやっても効果ありますが、最初は、その日実際に会った人に実践してみるのがやりやすいと思います。
気を付けてほしいのは、言葉だけが独り歩きしないように、きちんと心も込めて下さい。大事なのは言葉ではなく、そのときに生まれる思いやりの感情だからです。
まとめ
ストレスとは欲や怒りといったマイナス感情のことです。だから、ストレスを解消するにはマイナス感情を減らすか、プラス感情を増やすかする必要があります。
そういうわけで、ストレスを解消する一つ目の方法は「執着を手放す」ことです。
執着の裏にあるものは欲ですね?ということは執着を手放すことでマイナス感情をカットするわけです。
執着を手放す具体的な方法は、今執着しているものに対して、「これは本当に自分にとって執着する価値があるものか?」って、一つ一つ自問することが効果的です。
そうすると、意外と自分にとって価値がないものにたくさん執着していたことに気づくのです。そのときにパッと執着は手放せます。
そして、二つ目は、「目の前のことに集中する」です。
目の前に集中してなくて、ながら作業をやっていたり、ボーっとしていたり、焦っていたりするとき。
このときに、共通して生まれている感情が、「無知」のマイナス感情です。
「無知」のマイナス感情は、普段僕たちが直接感じることはほとんどないかもしれないので、あんまりピンと来ないかもしれませんが、これはすごくやっかいなマイナス感情なのです。
というのも、「無知」「欲」「怒り」という三大マイナス感情は仲良しでいつもセットだからです。だから、「無知」の状態でいると、いつでも「欲」「怒り」が生まれるスキを与えてしまいます。
逆に、「無知」をカットできれば、「欲」「怒り」も出て来れなくなります。
そういうわけで、「無知」をカットするために、「目の前のことに集中する」という実践をやるわけですね。
「目の前のことに集中する」ためには、「今何をすべき時間か?」をいつも把握しておくと、とても今に集中しやすくなります。
そのために、時間割法(忘れた方は戻ってみてみて下さいね^^)とかを使って、一日の時間割をつくって、順番にこなすのも有効なやり方です。
さて、最後は「思いやりの心を育てる」です。
前の2つは、「マイナス感情をカットする」という目的の実践でしたが、これに関しては「プラス感情を育てる」実践になります。(結局は同じことですが^^;)
思いやりという感情は、怒りの逆の感情です。
具体的には、「相手の存在を否定する感情」が怒りで、「相手が幸せであって欲しいと思う感情」が思いやりです。
だから、思いやりの感情を育てるためには、会う人に対して
「この人が幸せでありますように」
と、心の中で念じてみます。心をこめて。それだけで、思いやりの感情が大きく育ちます。
そして、最後にもう一つ大事なことですが・・・・
この3つの実践は習慣にして下さい。
細かいストレス解消の方法は、世の中にいっぱい転がっています。でもそのことで逆に、「何が自分にとって一番効果的なストレス解消法か?」が分からなってしまいがちではないですか?
ですから、今回僕は、脳科学的にも心理学的にも、絶対あなたのストレス解消に効果があると断言できる3つをご紹介しました。
3つですから、ぜひこれらの方法を習慣にして欲しいと思います。そのためには、まず1週間意識してやってみて下さいね。
きっと、あなたは自力でストレス解消できるようになっている自分を誇らしく思うでしょう。
というわけで、ストレスの秘密とストレス解消の方法についてのお話はこれで終わりです。もし分かりづらいことありましたら、ぜひ下(↓)にコメントくださいね。
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PS
人とコミュニケーションをとるのも、ストレス解消には効果的です。僕はどちらかというと、自分の殻に閉じこもるクセがあるので、その事を身に染みて感じています。
というわけで、僕とコミュニケーションをとりませんか?
今回の記事で、「この部分分かりにくい。」という所がありましたら、遠慮なくコメント(↓)くださいね。また、内容を確認してお返事しますから^^